南京 - 古都を訪ねて

せっかくの長い休みなので国内旅行を思い立った。南京に行ってみようと。
赴任以来、烏鎮の他には、上海、蘇州、杭州（次の機会に記事にします。）を訪ねています。

南京と言えば、我が江蘇省の省都であり、いまだに中華民国の首都（台北は暫定）でもある。
そして、日本と中国の歴史上、切っても切れない都市でもありますね。

一番高いシート、しかも新幹線の一等座席でも往復１３０元で行ける。
自宅から無錫駅まで徒歩１５分なので利用しない手は無い。

旧正月休みの合間なので帰省、Uターンの大移動にも引っ掛らないと思った通り
１７日にて簡単に切符を手に入れることができた。
無錫駅



どうみても上海からの日帰り旅行客、それも子供さん連れが多い。皆同じような事を皆考えるものです。それでも車内は快適そのもの。

いつも駅構内に入った後、直接ホームに入れないのが面倒。１０分前の改札時間まで待合室で待たされる。そうか、空港と同じくチェックイン及び搭乗手続みたいなもんか。

まずは「中華門」からスタート！

観光客もいっぱい、溶け残った雪もいっぱい！

何やら野外で歴史ショー？をやっていました。

言語不明で判らず。残念！

続いて、南京に来たら一度は訪れるべき「南京大虐殺記念館」



展示館内はほぼ暗くしており、さすがに重々しい雰囲気が漂っています。
入場無料。中国語、英語に加え日本語が併記しており資料もかなり充実しています。

上海から南京までの途中、旧日本軍は無錫にも踏み入っています。


どこまでが事実なのか否か？とか歴史観、思想は人により様々でしょうが
平和を尊重する気持ちだけは同じでいて欲しいと願うばかりです。
広島の「平和記念資料館」を見たときのような気分になりました。

あまり歩くのも疲れるので、昼食を挟んで見学場所は
欲張らずに後１箇所に絞ります。


「総統府」です。

執務室

閣議室？

食堂？

手入れが良いせいも有るのか、思ったより古臭くないんですね。こんな環境で私も仕事したいものです。

帰りは街の中心から地下鉄に乗って、南京駅へ向かいました。
この地下鉄の切符がビックリものです。なんとプラスチックのコイン形状のものです。（写真撮るの忘れた）
床に落としでもしたら転がってどこかに無くしそう。
そういえば上海はカード形状。いずれにしても下車時には回収されるので結局再利用目的でしょう。

今回は中山稜も見ていないし、またの機会に南京を訪ねようと思います。