中国夏休み事情

日本では今年も節電の夏になりそうな予感がしたので
今回の夏休みものんびりと中国に残ることに早々に決めてました。
それでも、日本のニュースを見る限りでは去年ほど厳しくは無さそうですね。

さて、夏休みとは言っても、いわゆる日本のお盆休みだから１週間まとめて取っているのは
日系企業くらいでしょう。取引先も日系となれば当然休んでますから。

ということで「中国人のワーキングデーに、あちこち心置きなく出かけよう」計画を立てました。
１泊２日の中国国内旅行、最近ハマッているプール通い、病院に行って薬をもらう、を平日に実行。
その変わり土日は仕事を片付けたり、家でＴＶやＤＶＤ見てのんびりしようと。

しかーし、どこもかしこも人で一杯。

いったい何故？

それは特定の年代層が多い事です。それは年配者、若者。

年配者は持て余すほど時間があるでしょうから、旅行、病院は好きな時に好きなだけ行けるでしょう。
なんとプールにも居ます。彼ら彼女らは泳ぐ訳ではないけど、幼児くらいの孫の面倒見。親は働いているもんね。
若者というのは学生達です。７月から８月一杯ずーっと休んでるから、そりゃ街にもあふれます。
ちなみに９月から新学期になります。

そうは言っても、人の多さはかなり緩和されています。しかもあまり暑くなるとこちらの方々は家から一歩も出ないからね。

それにしても、邪魔者もなく、スイスイはかどるはずの仕事は全然手付かず。
遊び呆けて、夏休みの宿題を全然やらず、８月３１日に取り掛かり９月になってもまだやってた
あの頃を思い出す。。。

ちっとも成長せんなぁー。

上海訪問記

上海・世紀公園をランするというイベントに参加のため
滬寧城際鉄道（上海南京間高速鉄道）に初めて乗りました。

これからは切符もJR感覚で自販機で簡単に買える（表示を英語に切り替えることもできる）
ようになりましたのでラクです。

無錫で乗車する場合、北広場まで移動しなければならないと
あちこちのブログ等で公開されていますが、城際鉄道の切符さえもっていれば従来の無錫駅（南広場）から連絡通路を通っていけるよう変更になりましたのでラクラクです。

しかし、上海から戻って無錫駅から出るときは北広場から出ざるを得ないのです。
もちろん、北広場からタクシー、バスは出ていますけどね。
ちょっと疲れていたので、バスに乗ってしまいました。

いずれ、この点も解消されるでしょうか。

南京 - 古都を訪ねて

せっかくの長い休みなので国内旅行を思い立った。南京に行ってみようと。
赴任以来、烏鎮の他には、上海、蘇州、杭州（次の機会に記事にします。）を訪ねています。

南京と言えば、我が江蘇省の省都であり、いまだに中華民国の首都（台北は暫定）でもある。
そして、日本と中国の歴史上、切っても切れない都市でもありますね。

一番高いシート、しかも新幹線の一等座席でも往復１３０元で行ける。
自宅から無錫駅まで徒歩１５分なので利用しない手は無い。

旧正月休みの合間なので帰省、Uターンの大移動にも引っ掛らないと思った通り
１７日にて簡単に切符を手に入れることができた。
無錫駅



どうみても上海からの日帰り旅行客、それも子供さん連れが多い。皆同じような事を皆考えるものです。それでも車内は快適そのもの。

いつも駅構内に入った後、直接ホームに入れないのが面倒。１０分前の改札時間まで待合室で待たされる。そうか、空港と同じくチェックイン及び搭乗手続みたいなもんか。

まずは「中華門」からスタート！

観光客もいっぱい、溶け残った雪もいっぱい！

何やら野外で歴史ショー？をやっていました。

言語不明で判らず。残念！

続いて、南京に来たら一度は訪れるべき「南京大虐殺記念館」



展示館内はほぼ暗くしており、さすがに重々しい雰囲気が漂っています。
入場無料。中国語、英語に加え日本語が併記しており資料もかなり充実しています。

上海から南京までの途中、旧日本軍は無錫にも踏み入っています。


どこまでが事実なのか否か？とか歴史観、思想は人により様々でしょうが
平和を尊重する気持ちだけは同じでいて欲しいと願うばかりです。
広島の「平和記念資料館」を見たときのような気分になりました。

あまり歩くのも疲れるので、昼食を挟んで見学場所は
欲張らずに後１箇所に絞ります。


「総統府」です。

執務室

閣議室？

食堂？

手入れが良いせいも有るのか、思ったより古臭くないんですね。こんな環境で私も仕事したいものです。

帰りは街の中心から地下鉄に乗って、南京駅へ向かいました。
この地下鉄の切符がビックリものです。なんとプラスチックのコイン形状のものです。（写真撮るの忘れた）
床に落としでもしたら転がってどこかに無くしそう。
そういえば上海はカード形状。いずれにしても下車時には回収されるので結局再利用目的でしょう。

今回は中山稜も見ていないし、またの機会に南京を訪ねようと思います。

烏鎮－悠久の歴史

今日は日本人会の日帰り旅行に参加しました。



日本人会の旅行も初めて。烏鎮というところにやってきました。

どこか懐かしい風景。無錫も昔はこんな感じだったのでしょうか。

お目当てが見えてきました。
お酒の作業工程です。


見て下さい！ずらり並んだ三白酒。


こちらのおじさんが味見させてくれます。
一口飲んだだけで喉から口元までほてってきました。
うん、なかなかおいしい。


それにしても暑い！暑い！




そしてしっかりとお酒を買って帰りました。
昼食の料理は味はまあまあでした。普通に食べやすかったです。
意外にも？田舎料理っぽくなかったですが。
何しろ、無錫ではザリガニ、タニシ食べてますからね

こうして貴重な休みを満喫できました。
幹事様ありがとうございました。また楽しみにしています。